各地で話題になっている萌えイラスト?のチャンドラですが、個人的な感想は「世界観に合わない」。

自分がマジックを始めたのは5版発売と同時。
元々D&Dをやっていたり、ファンタジーと言えばトールキン、ミヒャエルエンデ、ラリーニーブンだったのでマジックに興味を持ったんだと思います。

ですが、世界的に見て日本のアニメ・コミックは人気が有り、日本国内でもいわゆる「萌え」系のトレーディングカードゲームやスリーブの人気が高い事実を見れば、これまで機会損失を垂れ流し続けてきた訳であり、今回の路線は遅すぎたとも言えるでしょう。
「ジャパニメーション的な萌えカード」を刷ることで得られる売り上げ増・利益増はきっと巨額になるに違いありません。

当然マーケティングを行ってからの企画であるはずで、これが今回限りのものであるはずは無く、今回はマジックの「萌え」市場参入のスタートに過ぎないでしょう。
これは、消費者のニーズに合致しているもので、決して「誰得」ではなく、グローバルに見て好意的に受け止めるユーザーの方が多いはずです。でなければ発売するわけが無いのです。
恐らく今後は「もっと露骨な」萌えカードが刷られることになるでしょう。
好むと好まざるとに関わらず、マジックを続けるならば今後はそういったカード達と折り合いをつけていくことが必要です。

自分が一度トーメント辺りで止めたマジックをラヴニカから再開した理由はたぶん、マジックの「コレクション性」「世界観」「ゲーム性」が自分にとって麻薬のようなものだったからなんでしょうが、その世界観が崩れていくとしたら、個人的には非常に寂しいことです。

ですが、ファンタジーも10年以上前は重厚なのが当たり前だったのですが、今はライトなもの多くなっているのでしょう。
今回の件を受け入れ難いという事も、やはり年をとったということなんだろうなー。

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索