満足いくデッキに仕上がったらGPではSneak and ShowじゃなくてTezzeratorを使うと言っていたCVM。

デッキの仕上がりは良かったようで、GPではTezzeratorを使用して11-3-1の38位。


GP前の11/13に掲載されたデッキ解説記事http://www.starcitygames.com/article/27329_Tezz-For-Prez.html
現環境におけるTezzeratorの戦略的優位性と、個々のカード解説。

今日掲載された記事http://www.starcitygames.com/article/27371_Walk-The-Talk.html
主要マッチアップの焦点とサイドボーディングの解説。


GPで使用したリスト。

U/B Tezzeret
Chris VanMeter
38th Place at Grand Prix on 11/17/2013
Legacy

Creatures (5)
4 Baleful Strix
1 Phyrexian Revoker

Planeswalkers (7)
3 Jace, the Mind Sculptor
4 Tezzeret, Agent of Bolas

Lands (21)
1 Seat of the Synod
1 Island
1 Swamp
4 Ancient Tomb
3 City of Traitors
3 Darkslick Shores
3 Polluted Delta
3 Underground Sea
1 Academy Ruins
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth

Spells (27)
4 Chalice of the Void
3 Dimir Signet
1 Ensnaring Bridge
1 Nihil Spellbomb
1 Ratchet Bomb
2 Sword of the Meek
3 Talisman of Dominance
2 Thopter Foundry
4 Force of Will
2 Thirst For Knowledge
2 Damnation
2 Transmute Artifact

Sideboard
1 Cursed Totem
2 Ensnaring Bridge
2 Grafdigger’s Cage
1 Meekstone
1 Trinisphere
2 Dread of Night
1 Engineered Plague
2 Vendilion Clique
1 Damnation
2 Thoughtseize
BoltとStPが4枚ずつ入ってるのも良いし、Stifleを入れてないのも好み。
今週末はたぶん休めないので、来週末にでも使ってみたい。


Main Deck
4 Delver of Secrets
4 Stoneforge Mystic
2 True-Name Nemesis

4 Arid Mesa
1 Flooded Strand
4 Polluted Delta
4 Tundra
3 Volcanic Island
4 Wasteland

1 Batterskull
4 Brainstorm
4 Daze
4 Force of Will
4 Lightning Bolt
4 Ponder
4 Spell Pierce
4 Swords to Plowshares
1 Umezawa’s Jitte

Sideboard
1 Grafdigger’s Cage
2 Grim Lavamancer
4 Meddling Mage
2 Pyroblast
1 Red Elemental Blast
2 Rest in Peace
1 Sword of Feast and Famine
1 True-Name Nemesis
1 Wear // Tear


デッキ構成は、Owen自身が3週間前にSCG Invitationalで使用したリスト(http://77832.diarynote.jp/201311081953029075/)からほとんど変わっていない。
メインは2枚のトラフトをそのまま2枚の宿敵にするという、当然の変更のみ。
サイドボードは2枚のCanonistを3枚目4枚目のMeddling Mageに、3枚目のRest in Peaceを削って2枚目のLavamancerに変えられている。


Owen自身による解説はこちら(http://www.channelfireball.com/articles/owens-a-win-uwr-delver/)。そのうちにGPで使ったリストの解説も掲載されるでしょう。
http://www.starcitygames.com/article/27339_GRUB-A-Dub-Dub-Stifle-You-Bub.html

Glenn Jonesのデッキとその構築理論は凄い好み。この人のUR Delverも好きだった。



Four-Color Delver
Glenn Jones
0th Place at Test deck on 11/17/2013
Legacy

Creatures (13)
3 Deathrite Shaman
4 Delver of Secrets
4 Nimble Mongoose
2 True-Name Nemesis

Lands (19)
4 Misty Rainforest
3 Scalding Tarn
1 Taiga
3 Tropical Island
2 Underground Sea
2 Volcanic Island
4 Wasteland

Spells (28)
1 Abrupt Decay
4 Brainstorm
4 Daze
1 Fire
4 Force of Will
4 Lightning Bolt
2 Spell Pierce
4 Stifle
4 Ponder

Sideboard
1 Grafdigger’s Cage
1 Ashen Rider
1 Dread of Night
1 Sulfuric Vortex
1 Ancient Grudge
2 Fire Covenant
1 Flusterstorm
1 Krosan Grip
1 Pyroblast
1 Red Elemental Blast
3 Submerge
1 Life from the Loam

お安い。



BUG Explorer
David Gleicher
13th Place at StarCityGames.com Legacy Open on 10/27/2013

Creatures (24)
4 Baleful Strix
   4*$14.99
1 Acidic Slime
   1*$0.49
4 Deathrite Shaman
   4*$14.99
1 Eternal Witness
   1*$3.99
1 Glen Elendra Archmage
   1*$7.99
1 Grave Titan
   1*$5.99
1 Kitchen Finks
   1*$3.99
1 Murderous Redcap
   1*$0.99
1 Phantasmal Image
   1*$3.99
1 Scavenging Ooze
   1*$11.99
1 Shriekmaw
   1*$1.99
1 Sower of Temptation
   1*$9.99
1 Thragtusk
   1*$4.99
4 Veteran Explorer
   4*$2.99
1 Wood Elves
   1*$0.25

Lands (21)
3 Forest
   3*$0.25
1 Island
   1*$0.25
2 Swamp
   2*$0.25
2 Bayou
   2*$119.99
4 Misty Rainforest
   4*$49.99
1 Polluted Delta
   1*$99.99
3 Tropical Island
   3*$119.99
1 Underground Sea
   1*$199.99
4 Verdant Catacombs
   4*$39.99

Spells (15)
3 Birthing Pod
   3*$5.99
2 Pernicious Deed
   2*$24.99
1 Recurring Nightmare
   1*$12.99
1 Abrupt Decay
   1*$7.99
3 Brainstorm
   3*$1.99
4 Cabal Therapy
   4*$9.99
1 Green Sun’s Zenith
   1*$4.99

Sideboard
1 Glen Elendra Archmage
1 Notion Thief
3 Riptide Pilferer
1 Pernicious Deed
2 Envelop
4 Force of Will
1 Golgari Charm
1 Umezawa’s Jitte
1 Thoughtseize

メインデッキだけなら$1589.72、そのうち土地が$1261.35(全てSCGのNM価格)。
今週末にはレガシーフォーマットのGP Washington D.C.がありますが、「欲しいけどまだ買ってない」人は大丈夫ですか?

高額カード

2013年11月13日 レガシー
統率者2013の仏語Mind Seizeが無事に届きました。
1個当たりのお値段は
・本体価格 ¥6870
・送料 ¥1262
・関税 ¥450
合計 ¥8582

割高にも程がある。
Diabolic Intent。
Nic Fitのリストを漁ってたら、1枚だけ入ってるリストが結構多い。
BUG Explorerだと、RecurやDeedだけじゃなくてPodやJaceも選べるから便利そう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60216

U/W/R Delver
Owen Turtenwald
24th Place at StarCityGames.com Legacy Open on 10/27/2013
Legacy

Creatures (10)
4 Delver of Secrets
4 Stoneforge Mystic
2 Geist of Saint Traft

Lands (20)
4 Arid Mesa
1 Flooded Strand
1 Misty Rainforest
2 Polluted Delta
1 Scalding Tarn
4 Tundra
3 Volcanic Island
4 Wasteland

Spells (30)
1 Batterskull
4 Brainstorm
4 Daze
4 Force of Will
4 Lightning Bolt
4 Spell Pierce
4 Swords to Plowshares
1 Umezawa’s Jitte
4 Ponder

Sideboard
1 Grafdigger’s Cage
1 Sword of Feast and Famine
2 Ethersworn Canonist
1 Grim Lavamancer
2 Meddling Mage
3 Rest in Peace
2 Pyroblast
1 Red Elemental Blast
1 Wear
1 Geist of Saint Traft


BoltとStPが4枚ずつ入ってるのも良いし、Stifleを入れてないのも好み。
と言いながらコンボデッキに対して弱いデッキを使う勢。

「コンボデッキ使ってるから、宿敵が増えてくれると嬉しいwww」と言いながら宿敵デッキに負ける勢。
・Delverが止まらない。
1ターン目にDelverを出されると、それだけで負ける。
「それだけで」は言い過ぎだけど、1ターン目のDelverに加えてLightning Boltを持たれててさらにDazeかStifleかFoWのどれかがあると負ける。つまり、RUGが1ターン目にDelverを出したらほぼ確実に負けるってこと。

これを防ぐにはAbrupt Decayを増量するしかない。他の軽量除去カードだと、さすがにデッキに入れる価値が無い。

Decayであれば、1ターン目のDelver以外にも、2ターン目のボブとかリリアナとか、そういった大きなトラブルを処理できる。



・Deedが重い
このカード凄く強いけど、かなり重い。
自分のVeteran Explorerを巻き込むと嬉しい、頑強クリーチャーやStrixなどのCiPクリーチャーを巻き込んでも損をしない、通常は巻き込まれない4マナ以上のパーマネントが多い、など、このデッキのDeedはとても強い。

でも、Decayじゃ駄目でDeedが必要という場面はほとんど無かった。逆に、Deedじゃ重すぎてDecayが欲しい場面は何度かあった。
DazeとStifleが入っているデッキを相手に、マルチカラーの3マナスペルで、起動型能力で起動にマナも必要って・・・

これからTrue-Name Nemesisが増えるだろうし依然としてTraftが存在するから、確かにDeedは欲しいけど、それ以上にDecayを増やしたい。
でも、David Gleicherは逆にDecayを1枚に減らしていて、それはきっと減らす理由があるからだろうとも思う。



・Sower of Temptaitionの必要性を感じない
元々はBone Shredderだったスロットで、David Gleicherが「SowerかFleshbag MarauderかMan-o’-Warに代える」と言っていた部分。
相手から奪ったクリーチャーをPodのコストにするのは楽しいけど、場にPodがあって4マナクリーチャー出せれば、その4マナクリーチャーをコストにしてにThragtuskかShriekmawを持ってくるだけで十分。
Fleshbag Marauderであれば、NemesisやTraftやそれ以外のShriekmawが対象に取れないクリーチャーにも対処できる。自分のExplorerを死亡させる追加の手段にもなる。軽い分だけShadowborn Demonより使いやすい。
Man-o’-Warは、自分のCiPクリーチャーや墓地から戻った頑強クリーチャーを使いまわすこともできて便利。



・4枚目のDeathrite Shamanが欲しい
別に3枚で少ないと感じたわけじゃないけど、強すぎて4枚目を入れない理由が無い。
David Gleicherも4枚に増やしたし、たぶん4枚で良い。



・4枚目のBrainstormが欲しい
3枚で十分ってことは無い。4枚まで入れて良いんだから、4枚入れたい。
シャッフル手段も多いし、序盤にキャストできない重いカードも多いし、Brainstormを引いて弱い場面なんてなかった。



・Wood Elves
普通に引くと強い。Podでは持ってこない。無くても困らないかも。



・Phantasmal Image
このカードも必要性を感じなかった。便利は便利なんだけど。
サイドボードに置いておいて、毎回Recurring Nightmareと入れ替えても良いんじゃないかと思った。
でも、Deedを抜くのであればメインに入れておきたいかも。
もう少し使い勝手を試してから判断。



・Jace, the Mind Sculptor
入れないのは間違ってる。2枚目を入れたい。
マナブーストがあって、クリーチャーが23枚入ってる。CiPクリーチャーをバウンスするとかオーバーキルなことを抜きにしても、Jaceを使うのにこれほど適したデッキもないと思う。
明日には発送されるはず。
久々に一目惚れしたデッキがあったので使用。
対コンボがきつそうなので、ラストサン予選と言うメタ的には厳しそうだったけど、使いたいデッキで楽しむのが一番。


原型はDavid Gleicherのこのデッキhttp://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=59867
10/13のSCG Milwaukeeオープン6位。
Reid Dukeが制した10/27のIndianapolisオープンでもDavid Gleicher自身が若干修正したリストを使用して13位http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60221

David GleicherはCaleb Durwardのリストを参考にして、Calebに助言も請うているので本当の原型と言えばCalebのリストなんだろうけど。

興味がある人は、David Gleicher本人が書いた記事http://www.starcitygames.com/article/27144_Leaving-A-Legacy--Explorer-Pod-At--SCGMKE.htmlが非プレミアムなのでどうぞ。


Calebも、Milwaukeeでのリストについてこの記事http://www.channelfireball.com/articles/legacy-weapon-thoughts-and-decks/で少し触れてます。



さて、AMCで使用したリスト。

Maindeck:
4 Verdant Catacombs
4 Misty Rainforest
1 Polluted Delta
3 Tropical Island
2 Bayou
1 Underground Sea
3 Forest
2 Swamp
1 Island
4 Veteran Explorer
3 Deathrite Shaman
4 Baleful Strix
1 Phantasmal Image
1 Scavenging Ooze
1 Kitchen Finks
1 Eternal Witness
1 Wood Elves
1 Murderous Redcap
1 Glen Elendra Archmage
1 Sower of Temptation
1 Shriekmaw
1 Thragtusk
1 Acidic Slime
1 Grave Titan
3 Brainstorm
4 Cabal Therapy
2 Abrupt Decay
3 Birthing Pod
2 Pernicious Deed
1 Recurring Nightmare
1 Jace, the Mind Sculptor

Sideboard:
4 Swan Song
2 Golgari Charm
2 Hymn to Tourach
2 Pithing Needle
1 Phyrexian Revoker
1 Notion thief
1 Obstinate Baloth
1 Garruk Relentless
1 Jace, the Mind Sculptor



Round 1 Bant Hexproof
1ゲーム目はNightmareで相手のパーマネントを0個にして勝ち。
2ゲーム目はTraftとThrunが止まらずに負け。
3ゲーム目はTraftが馬に乗って負け。

サイドボーディングや3ゲーム目のキープ手札とプレイングなど、もう少しどうにかできたはず。

○××


Round 2 Affinity
1ゲーム目は相手の石鍛冶が持ってきた頭蓋囲いを1/1飛行が担いだけど、手札にはDeedもDecayもあったので、Wood Elvesでマナを伸ばしてからDeed起動し、次のターンのDecayで相手のパーマネントが0個になって勝ち。
2ゲーム目もDeed。

○○


Round 3 Mono Red Burn
1ゲーム目は1マナ4/3の二連打に対して4ライフずつ払い、ライフがゴリゴリ無くなる。しかしこっちが1ターン目にTherapyでBoltを2枚奪ったのとOozeで2点ゲインできたのが大きく、ライフが2残る。そこからKitchenでライフを戻してPodが動き出して勝ち。
2ゲーム目はライフが高速でなくなった。
3ゲーム目はDeathriteやKitchenで細かくライフゲインしつつ、最後はPodでThragtuskまでつないで削り切るだけ、というところで時間切れ。延長ターンに入ったところで相手が気を使って投了してくれた。

相手が10数年ぶりにマジック復帰したばかりということで、こっちのクリーチャーをプレイする都度カードの説明が必要だったり、接死や頑強を前にアタックや除去に時間がかかるのは仕方ない。

○×○


Round 4 Junk
1ゲーム目は土地1土地1土地0で3マリガンしてからスタート。2ターン目ボブ3ターン目リリアナで終戦。
2ゲーム目はクリーチャーを展開してこない相手に対して、Therapyで聖遺2枚落としてからのPodで勝ち。
3ゲーム目は1ターン目独楽の返しにTherapyでボブを落とし、2ターン目にThoughtsiezeでVeteranを落とされる。相手の手札にStPが2枚あったけど、StPは無視してリリアナの返しにJace。カードを引きながらリリアナの忠誠度が貯まり切らないようにだけ注意して、リソース差でPodからTitanまでつながって勝ち。

○○


Round 5 RUG Delver
1ゲーム目は1ターン目Delverが止まらず、こっちの中途半端なカードも全部処理されて負け。
2ゲーム目はカードアドバンテージを稼ぎながらライフを4残すことができ、Podが動き出して勝ち。
3ゲーム目は相手がクロックを出せずにフェッチを3枚連続で並べるスタートで、こっちも土地を5枚目まで並べ続けられたためにライフに余裕があり、消耗戦の末に何とか相手のクロックを除去しながらPodでクリーチャーが繋がって勝ち。

×○○


Round 6 RUG Delver
1ゲーム目はMongoose2体に攻められて厳しかったけど、Wastelandを1枚も引かれなかったおかげでマナが伸びる。Glen Elendra、Acidic Slime、Titanと手札からプレイできて何とか勝ち。
2ゲーム目は1ターン目のDelverが止まらず負け。
3ゲーム目はDelver2体が止まらず自分の土地が3枚で止まって負け。

○××


結果は4-2。



真の名の宿敵は仏語のシングルで安いのが見つからず、仕方なく仏語Mind Seizeを4個購入。ユーロ高のせいで送料込みだと1個あたり¥7500。
10/22に支払いを済ませたけど、現時点で未発送。購入時に1個49ユーロだったのが今じゃ70ユーロになっていて怖い。
次のタルモゴイフを16枚買えば良いじゃない。
石鍛冶がイマイチ強く感じられないんだけど、それはたぶんBatterskullを強いと思ってないから。
石鍛冶→Batterskullと言う流れが決定打にならないと考えてるし、そうすると「別に石鍛冶は無くてもいいか」ってなる。

でも十手が弱い場面ってほとんどないから、1~2枚は石鍛冶を残しておきたくて迷う。
真の名の宿敵 4500円。 高っっ。3000円ぐらいが妥当じゃないのか。
毒の濁流 1300円。 安い。1800円ぐらいしても良いかな。
予知せぬ不在 1100円。 少し高い。800円ぐらいだと思った。

宿敵が高すぎて悩む。


昨年の悪意の大梟250円・断片無き工作員250円や、一昨年の狼狽の嵐1000円・漁る軟泥1500円に比べて、はじめからしっかりしたお値段をつけてきましたね・・・
クリーチャーを除去するために白マナを2つ要求されるため、Swords to Plowsharesの下位互換。


除去したいクリーチャーの大半が1マナか2マナのカードで、そういったクリーチャーを除去するために2マナを使うのは得な取引ではない。
Submergeは0マナで、しかもRUG Delverのクロックであれば1枚のSubmergeが勝ちに直結することは多い。しかし、Unexpectedly Absentを使うデッキがこのカードをキャストしたとして、その場での負けを回避することはできても、勝ちに直結することはほとんどなさそう。


クリーチャー以外のパーマネントも対象にでき、相手のフェッチに合わせればそういったパーマネントを完全に除去できるから強い、という意見もあるかも知れないが、それはどうだろう。
そもそも、排除したい非クリーチャーパーマネントを相手がコントロールしている状況で、Unexpectedly Absentをいつキャストするのか。相手がフェッチを起動するまで待つのか。
相手がSylvan LibraryやJace, tMSを場に出した場合に、いつ排除するのか。相手がフェッチを起動するまで白マナ2つを構え続けるのか。構えたとして、果たして相手にとってはその状況でわざわざフェッチを起動して何かの行動をする必要があるのか。


1マナのSwords to Plowsharesや0マナのSubmergeと異なり、攻撃的に使用することが難しい。
防御的に使うにしても、大量のマナを使用するか相手のフェッチ起動に合わせる必要がある。
器用貧乏なこのカードが、どんなデッキで使用すると強いのかが全く見えない。
Tezzeret Podのリストを考える日々。
Strix → Trinket → Solemn → ??? → Wurmcoil → Titan。
5マナがMulldrifterとShriekmaw以外に思い浮かばない。アーティファクトクリーチャーで何かあるかも。

BUG Pod、Nic Fit、Tezzeretorには無い利点があれば。
たぶん無いな。
強いわー。白単色のデッキで、且つDeath and Taxesじゃないデッキには4枚入るぐらい強いわ―。
全体除去を使いたいデッキで、他のカードよりもこのカードが勝っている理由が見当たらない。

高タフネスクリーチャーを擁するTeam Americaがサイドボードに1枚入れたり、2B+ライフを安いコストとして扱えるTezzeratorがメインに2枚入れたりするぐらいか。
新しいアーキタイプが生まれる。Bant Hexproof。
東京でレガシーやってれば呪禁バントっていうデッキを聞いたことや見たことがあるだろうけど、レガシーのアーキタイプとして広く認められているとは言い難い。

SCG Openでトップ8に入って、呪禁バントユーザーが増える。

< 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索