4 Marsh Flats
4 Bloodstained Mire
2 Scalding Tarn
3 Scrubland
3 Badlands
2 Swamp
1 Plains
3 Wasteland

4 Deathrite Shaman
2 Grim Lavamancer
4 Dark Confidant
4 Stoneforge Mystic
1 Big Game Hunter
2 Mentor of the Meek
2 Imperial Recruiter

4 Swords to Plowshares
2 Lightning Bolt
4 Thoughtseize
1 Hymn to Tourach
3 Lingering Souls
3 Liliana of the Veil
1 Umezawa’s Jitte
1 Batterskull


Mentor of the Meekは、マナフラッドした時にデッキの強さを底上げしてくれるし、普通に長引いたゲームでも活躍する。
死儀礼、ラバマンサー、石鍛冶、ボブのどれもが相手にとっては除去したいクリーチャーで、Menorは場に残りやすい。
死儀礼やラバマンサーにDraw a cardがつくのも強いけど、未練がひどい。4マナで1/1を2体出して1枚引き、次のターンに4マナで1/1を2体出して2枚引くとかひどすぎる。
サリアとカラカスは入るスペースが無かった。

Recruiterも想像以上に使い勝手が良い。石鍛冶が除去されてボブも除去されても、追加でボブか石鍛冶を調達できる。
リリアナを出してから徴募兵で大物狙いを持ってくる動きも、JitteとBatterskullがあるデッキだと悪くない。
装備品のおかげで、場に出た後の徴募兵自身にも使い道がある。

60枚の平均マナコストは1.23。重めのスペルは3マナ11枚とBatterskull1枚という構成で、標準的なDeadguyと変わらない。
装備品を割られると辛いデッキだったけど、その弱点をラバマンサーと死儀礼がだいぶ緩和してくれる。

チャンドラとリリアナでデッキを作り始めたのに、最終的にチャンドラは残らなかった。
Chandraが届いたので、Jundに突っ込んで参加。
1900円で買ったけど、Jaceの半分ぐらいは強いからJaceの半額ぐらいまで値上がりしても良いはず。



Maindeck:
4 Bloodstained Mire
4 Verdant Catacombs
2 Wooded Foothills
3 Badlands
3 Bayou
2 Swamp
1 Mountain
1 Forest
3 Wasteland

4 Deathrite Shaman
2 Grim Lavamancer
4 Dark Confidant
4 Tarmogoyf
1 Scavenging Ooze
3 Bloodbraid Elf
4 Liliana of the Veil
2 Chandra Pyromaster
3 Thoughtseize
3 Hymn to Tourach
3 Lightning Bolt
4 Abrupt Decay


Sideboard:
1 Thundermaw Hellkite
1 Garruk Relentless
1 Chains of Mephistopheles
2 Nihil Spellbomb
1 Pithing Needle
2 Ensnaring Bridge
1 Surgical Extraction
3 Pyroblast
1 Ancient Grudge
2 Golgari Charm


サイドボードは、先週の15枚からEnsnaring Bridgeを1枚抜いてPithing Needleに。
Mountainは入れたくなかったけど、Chandraがダブルシンボルなので仕方なく投入。
Sylvan Libraryは無くても困らないだろうと思ったけど、実際に困らなかった。


Round 1 Dark Maverick
先手
Lavamancerでスタート、相手はNoble Hierarch。
2ターン目にThoughtseizeでGreen Sun’s Zenithを落として、相手の手札はGaddockと土地だけ、返しでQasali Pridemageが出てくる。
結局除去を引かれずLavamancerとTarmogoyfで勝ち。
2ゲーム目は1マリガン、Knight of the Reliquaryを2体処理できたけど、Ooze・Loxodon Smiter・Loxodon Smiterがどうにもならず負け。
3ゲーム目はお互い2マリガン。DeathriteからChandraにつなぎ、こっちだけリソースが倍になって勝ち。

○×○
サイドボードはThoughtseize3枚とHymn1枚抜いてGarruk、Spellbomb、Charm2枚入れた。


Round 2 Esper Blade
後手
Lavamancer2体によるビートで勝ち。
2ゲーム目はDeathriteに対して即Rest in Peaceを貼られ、VendilionでChandraを抜かれ、除去したら次のVendilionでLilianaを抜かれ、その間にデッキに2枚残してあったTarmogoyfを2枚とも引いてしまう。
結局相手の手札に残っていたCounterspellを相手にHellkiteを出せる隙がなく、Vendilionにクロック負け。
3ゲーム目は2ターン目のConfidantに対してBrainstormで回答が見つからなかったようで、Garrukも追加してアドバンテージ勝ち。

○×○
サイドボードは、2ゲーム目はTarmogoyf2枚、Liliana4枚、Bolt1枚抜いてHellkite、Garruk、Mephistopheles、Spellbomb、Pyroblast2枚、Ancient Grudgeをイン。
3ゲーム目は残ってるTarmogoyf2枚を抜いてLiliana2枚戻した。


Round 3 Burn
後手
1ターン目のVexing Devilに4ライフ払ってDeathrite。
2体目のDevilをLilianaで除去してTarmogoyf。Hymnでライフ数点稼いで、そのままTarmogoyfで勝ち。
2ゲーム目は1マリガン、DeathriteはChain Lightningされてしまい、Goblin GuideをGarrukで葬るまでに4回殴られ、Flame Rift2枚目でライフが3。1枚使われた時点でさっさとSurgicalで抜いておくべきだった。
最後はBoltかFireblastを引かれなければ、というところでBoltを引かれて負け。
3ゲーム目はForestWastelandDeathriteというクソ手札をキープしてしまい、無事にフェッチを引いたけどライフがあっという間に無くなりました。

○××
サイドボードはThoughtseizeとConfidantを全部抜いてHellkite、Garruk、Needle、Spellbomb、Surgical、Charm2枚。


Round 4 Affinity
先手
1/1飛行絆魂が頭蓋を装備して負け。
2ゲーム目は除去を大量に引けて勝ち。
3ゲーム目はNeedleで頭蓋囲いを止めたけどRelicを出され、こっちのLavamancerとTarmogoyfが仕事をしない。
スペルを1枚使った後でフェッチ起動Lavamancer起動とかで相手のクリーチャーを減らしていき、Garruk着地。
ライフが9だったので、いつGarrukに捧げようかと思っていたConfidantが3連続で土地をめくってくれて、そのアドバンテージが大きくて勝ち。

×○○
サイドボードはThoughtseizeとHymnを全て抜いてHellkite、Garruk、Needle、Grudge、Charm2枚。


Round 5 Grixis Delver
先手
Tombstalkerを無警戒だったせいで、さらっと出てきてしまう。Deathriteで殴るんじゃなくて土地削っておくべきだった。2枚目のBoltがPierceとDazeで打ち消されて負け。
2ゲーム目は2ターン目に変身したDelverは除去したけど、ThoughtseizeとTherapyの連打でこっちの有効なカードも全て落とされ、トップデッキ勝負になったところで相手はPyromancer、こっちは土地土地ConfidantLavamancerで間に合わずに負け。

××
サイドボードはThoughtseizeとHymnを全て抜いてGarruk、Mephistopheles、Spellbomb2枚、Charm2枚。


3-2でした。集中力を保てない。
Chandraはなかなか楽しいので、しばらく使い続けてみるつもり。
「停滞」や「マンネリ」など、負のイメージとして捉えられがちだけど、メタゲームが機能しているということだけでありがたい。
そろそろSneak Showを使いますか。

エタフェス優勝はSneak Show、準優勝はElvesと予想。
余裕でした。
Belcher
Ben Perry
3rd Place at StarCityGames.com Legacy Open on 9/1/2013

Creatures (12)
4 Elvish Spirit Guide
4 Simian Spirit Guide
4 Tinder Wall

Lands (1)
1 Taiga

Spells (47)
3 Chrome Mox
4 Goblin Charbelcher
4 Lion’s Eye Diamond
4 Lotus Petal
4 Desperate Ritual
4 Manamorphose
1 Pyretic Ritual
4 Seething Song
4 Burning Wish
3 Empty the Warrens
4 Gitaxian Probe
4 Land Grant
4 Rite of Flame

Sideboard
4 Xantid Swarm
3 Guttural Response
1 Diminishing Returns
1 Empty the Warrens
1 Hull Breach
1 Infernal Tutor
1 Pyroclasm
1 Reverent Silence
1 Shattering Spree
1 Forest



ブッパしておけ。
2位はPainted Stone。先週の優勝に引き続いての上位入賞で、存在感が際立つ。

Painted Stone
Reuben Bresler
2nd Place at StarCityGames.com Legacy Open on 9/1/2013

Creatures (18)
4 Painter’s Servant
1 Phyrexian Revoker
1 Spellskite
1 Goblin Welder
4 Imperial Recruiter
2 Magus of the Moon
4 Simian Spirit Guide
1 Jaya Ballard, Task Mage

Planeswalkers (2)
2 Chandra, Pyromaster

Lands (20)
9 Mountain
4 Ancient Tomb
3 Arid Mesa
4 City of Traitors

Spells (20)
4 Grindstone
3 Sensei’s Divining Top
4 Blood Moon
3 Lightning Bolt
3 Pyroblast
3 Red Elemental Blast

Sideboard
4 Ensnaring Bridge
2 Ratchet Bomb
4 Thorn of Amethyst
1 Phyrexian Revoker
1 Magus of the Moon
1 Manic Vandal
1 Pyroblast
1 Red Elemental Blast



先週の優勝デッキから4箇所が変更された。メインデッキのPhyrexian RevokerとMountainが1枚ずつ減らされてChandra, Pyromaster2枚に変更、サイドボードに移ったPhyrexian Revokerと追加のRed Elemental BlastがGoblin WelderとVexing Shusherを押し出した。
サイドボードのVexing ShusherからBlastへの変更は、2ゲーム目以降も相手のデッキに除去スペルを残されることを考慮すれば妥当と考えられるが、メインデッキのChandra, Pyromancerには合理的な理由を見出すことができない。使用者の解説が欲しいところだ。

このデッキはその名の通りPainter’s ServantとGrindstoneの2枚による(ほぼ)瞬殺コンボデッキで、Servantで全てのカードを青くしておいてGrindstoneを起動することにより、相手のライブラリーのカードは全て墓地に落ち、次のドローでカードを引くことができない相手が敗北する。



しかし、このデッキを「コンボデッキ」として捉えるのであれば、それは30点の回答でしかない。
このデッキは、Painted Stoneデッキである前に「月」デッキであるからだ。
8枚の2マナ土地と4枚のSpirit Guideから、4枚のBlood Moonと6枚のMagus of the Moon(このうち4枚はImperial Recruiter)を繰り出し、RUG DelverやShardless BUGやDeathbladeなどの、フェッチ・デュアル依存のデッキを即座に機能停止に陥らせる。

言わばこのデッキはDragon Stompyから、強い部分である2マナ土地と「月」を残し、弱い部分であるマナブーストスペルとChalice of the VoidとTrinisphereをPainter / Grindestoneに入れ替えたデッキなのだ。

現在のレガシーで「月」が強いのは言うまでもないだろう。
メタゲームの大きな一角を占める短期戦志向のDelverテンポデッキと長期戦志向の続唱デッキとDeathbladeは、基本土地をほとんど使用していない。
Deathrite Shamanというマナクリーチャーは存在するが、1ターン目に「月」が場に出てしまえば、マナを出すための土地カードが墓地に落ちることは無い。仮にDeathriteが先手で1ターン目に場に出たとしても、数枚のMountainと1回しか起動できないDeathriteだけでは、何もできないに等しい。



Chalice of the VoidとTrinisphereがどうして弱いのか、少し補足しておこう。
Trinisphereは、Abrupt Decayの登場とM14ルールの導入によって駆逐された。多くのデッキがAbrupt Decayと、自分のJaceで処理できなくなった相手のJaceのためにVindicateやMaelstrom Pulseの枚数を増やしている。3マナで出したTrinisphereは、即座に相手の3マナで無かったことにされてしまう。
Chalice of the Voidは、Deathrite Shamanによって駆逐された。「相手より先にJaceを場に出す」というそれだけの行為が戦略として成立するようになり、緑や黒のデッキに限らず青いデッキまでもがDeathrite Shamanを採用するようになった。
Deathrite Shamanを採用しているデッキでは当然、2ターン目にキャストできるようになった3マナのスペルの重要度が増すと同時に、2ターン目と3ターン目に複数回行動をとるために、2マナのスペルもこれまで以上に重視されるようになった。そのため1マナのスペルはデッキから減らされていった。

長期戦志向デッキがメインデッキに採用している1マナのスペルを見ると、
Shardless BUG
4 Deathrite Shaman
4 Brainstorm
2 Thoughtseize

Jund
4 Deathrite Shaman
4 Thoughtseize
2 Lightning Bolt

Deathblade
4 Brainstorm
4 Swords to Plowshares
3 Inquisition of Kozilek / Thoughtseize
1 Spell Pierce / Spell Snare

と、10~12枚程度に過ぎない。もはやChaliceが劇的に効くデッキは、RUG DelverやElvesやANTといった、一部のデッキだけなのだ。



また、このデッキはメインデッキから6枚ものRed Elemental BlastとPyroblastに加えてJaya Ballardも1枚使用しており、強力なアンチ青デッキとなっている。
2種のBlastがDelver of SecretsとShow and Tellに対処したりForce of Willを相手にコンボパーツを通したりできるだけでなく、Painter’s Servantで全てのパーマネントを青くすることにより、Jaya Ballardを含む7枚のカードは呪禁などを持つものを除いて全てのパーマネントを破壊できるようになる。

このようにこのデッキは、「月」による3色以上の多色デッキへの強さと、Blastによる青いデッキへの強さを備えていることで、現在のメタゲーム上で優位にあると言える。

このデッキが苦手とするのはもちろんEmrakulを入れたデッキで、基本土地の枚数も多いために「月」も効果的とは言えないSneak Showとの対戦は得意ではない。
しかしRevokerとBlastで時間を稼ぐことができ、PainterとJayaを揃えることができれば敗北することは無くなり、Grindstoneで即座に勝利することはできないが、Spirit Guideを含むクリーチャーでの攻撃やJayaの能力で勝利することができる。



デッキの主要パーツ以外のカードはクリーチャー除去やアーティファクト除去への対策で、Abrupt Decayが氾濫している環境では当然の備えだろう。
除去をよけるためのSpellskite、破壊されたアーティファクトを再利用するためのGoblin Welderなどが採用され、どちらもImperial Recriterからサーチできるために枚数は1枚に抑えられている。

Goblin Welderは便利なカードで、単純に墓地のアーティファクトを再利用するだけでなく、Sensei’s Devining Topのタップ能力と合わせてアドバンテージを得ることもできるし、Gridnstoneで自分のライブラリーを削り、墓地に落ちたPainterを場に出すこともできる。



サイドボードにはRecruiterでサーチできるクリーチャーが選ばれており、Pithing Needleを破壊するためのカードもManic Vandalが使われている。
中速デッキや低速デッキ相手ならば「月」やBlastやPainter / Grindstoneで勝ち易いため、このデッキよりも早いデッキとの対戦で使用するためのカードにサイドボードの枚数が多く割かれている。
Show and Tellやホードデッキ用のEnsnaring Bridgeが4枚、コンボデッキ用のThorn of Amethystが4枚、他にもトークンクリーチャーの群れやPithing Needle破壊にも使用できるRatchet Bombが2枚など、苦手な部分への対策を怠っていない。



今のメタゲームで強いデッキ構成になっており、Brainstormが無いことによるムラもSensei’s Devining Topによってある程度緩和できている。2週連続で1位・2位と上位に収まったのも納得できる。
1位はまさかのグリクシスYoung Pyromancer。

Grixis Delver
Eric Rill
1st Place at StarCityGames.com Legacy Open on 9/1/2013

Creatures (13)
4 Dark Confidant
4 Delver of Secrets
1 Grim Lavamancer
4 Young Pyromancer

Lands (18)
4 Flooded Strand
1 Misty Rainforest
3 Scalding Tarn
3 Underground Sea
3 Volcanic Island
4 Wasteland

Spells (29)
4 Brainstorm
4 Daze
2 Dismember
3 Force of Will
4 Lightning Bolt
4 Stifle
4 Gitaxian Probe
4 Ponder

Sideboard
2 Baleful Strix
1 Grim Lavamancer
3 Flusterstorm
1 Red Elemental Blast
2 Submerge
1 Venser, Shaper Savant
1 Bonfire of the Damned
3 Cabal Therapy
1 Perish


Young Pyromancerに関して言えば、このカードを使ったことがあるプレイヤーや使われたことがあるプレイヤーならば、手放しで「強い」と言えるカードではないことはわかるだろう。
このデッキの強さは、Young Pyromancerというカード単体ではなく、グリクシスカラーの戦略的優位性にある。

・1マナ3点クロック
・0マナ打ち消しスペル
・1マナ手札破壊スペル
・1マナでJaceとShow and Tellを打ち消し、Delverにも対処できるスペル
この4つ全てを備えることは、グリクシスカラー以外では成し得ない。

1週間前に行われたLegacy Openのトップ16デッキを、1位から順に見てみよう。
Painted Stone
Punishing Jund
Death and Taxes
Shardless BUG
Death and Taxes
RUG Delver
UW Miracles
RUG Delver
Omni-Tell
TES
Affinity
TES
BUG Delver
Deathblade
Reanimator
TES

16デッキ中コンボデッキが6で、Shardless BUGとDeathbladeだらけだった環境をコンボが食い荒らしたこの状況は、5か月ほど前の、Jund一色からコンボに塗り替えられたあの時と非常によく似ている。

そして、このタイミングでのこのグリクシスデッキである。デッキ選択による戦略的勝利だと言って良いだろう。

デッキ構成自体は、Drew Levinが公開していたリストとそれほど変わりは無く、普通の構成と言える。
サイドボードの緑クリーチャー用のカードはSubmerge2枚とPerish1枚に抑えられているのに対し、Grim Lavamancerがメインデッキとサイドボードに1枚ずつ、Bonefire of the Damnedもサイドボードに1枚採用されているところを見ると、緑以外のクリーチャーデッキをある程度想定していたのだろう。
しかし、やはり大きな特色と言えるのは、サイドボードに3枚のFlusterstormに加えて3枚のCabal Therapyという、コンボデッキ用のカードを多く割いていることだろう。

非コンボとのマッチアップでRUG Delverよりも優位な点を挙げるとすれば、それは長引いたゲームでも強さを発揮するということだ。
デッキの基本構成はRUG Delverと同じで、StifleとWastelandでお互いのマナレンジを狭く留めておき、クロックを用意してから1マナを中心に0~2マナのカードを使って相手のパーマネントやスタック上のカードと1対1交換を繰り返す間に勝利する、というゲームプランに沿ったカードで構成されている。
しかし、繰り返される1対1交換によってお互いの手札が無くなり、自分のクロックも処理されてゲームに勝利できなくなった状況で、Dark Confidantの存在が輝くことになる。
Dark Confidantは、お互いのプレイヤーが手札を使い切れないうちにゲームの趨勢が決まってしまうような短期戦では貢献しないが、お互いのプレイヤーがリソースを使い果たし、ライブラリーから有効なカードを引くのを待っているような状況では非常に役に立つ。
Lightning Boltで届かないライフを保たれたまま消耗戦に持ち込まれて、それでもなお勝利できるというのは、RUG Delverには無い強みだろう。

このデッキを使用したEric Rillは、今年に入ってからのSCG Legacy Openでの戦績を見ても、3月にRUG Delverを使用して2位、6月にUWR Delverを使用して15位、7月にANTを使用して3位と、様々なデッキでしっかりとした成績を残していて、レガシーを理解していることは疑いようがない。Standard Openでも今年の2月に優勝していて、その実力はレガシーに限らないことは言うまでもない。





http://www.starcitygames.com/article/26809_Why-You-Win.html

基本的なことについて述べられている記事だけど、基本だからこそ「強いデッキを使っているのに勝てない」というレガシープレイヤーは是非読んで欲しい。
一番強いデッキはShow and Tellデッキだ。
3マナのソーサリーを通すだけでゲームに勝てるデッキなので、安定感は抜群だ。

Show and Tellデッキでコンスタントにトップ8に残れるプレイヤーは、ぜひDeath Bladeのようなデッキで実力を発揮してほしい。
強いプレイヤーがShow and Tell使ってたら、それにどうやって勝てって言うんですか。



Show and Tellが環境で最も強いという事実は理解されていて、当然多くのプレイヤーがShow and Tellを意識したデッキ構成にしてくる。しかし、Show and Tellを意識した「デッキ選択」をするプレイヤーはほとんどいない。

「意識したデッキ構成」ですら、自分理論に基づく脳内調整であることが多く、そもそも「Show and Tellデッキと対戦する回数の方が少ない」という事実が、対策を怠らせている。

レガシーには多くのデッキが存在し、最大勢力ですら構成比が15%を超えることは無く、7回戦のうち会場で最も使用者が多いデッキと対戦する回数は1回あるか無いかだ。

このため、エタフェスで最も多く対戦することになるであろうデッキはShow and Tellデッキではなく、Show and Tellを意識した非Show and Tellデッキとなる。

最も数が多く、そして最もデッキとしての完成度が高いのはRUG Delver、Death Blade、Shardless BUGだろう。
これら3つへの対策を、Show and Tell対策よりも優先した方が良い。



ソリューションは、手札破壊を減量してLoam、Pulse、Oozeを増量したJund。
Show and Tellに当ったらランチタイムにしよう。
14日 出勤
15日 出勤

鴨葱杯

2013年8月18日 レガシー
負け分け負けで逃亡。

デッキ普通、プレイヤー弱い、集中力無さ過ぎで全然勝てる気がしない。

「後半のボブは不要牌」ってちょっと意味がわからない。

デッドガイを使っていた時期があるけど、後半に最も引きたいカードはボブだった。後半に限らず、ゲームを通してどんな場面でも引きたいカードの筆頭だったけど。

「引きたい」って願望だけで言うなら、1枚しか入れてないElspethの方が引きたい場面は多かったけど、1枚しか入れてないのに「引きたい」って思ってもね。

デッキの性質上、ゲーム後半になるとお互いに土地以外のパーマネントで意味のあるものが存在せず、且つ手札もほぼ空になることが多い。
そういった状況で、ボブはリソース供給量を倍加してくれる。Elspethや、Gerard FabianoやCaleb Durwardが採用したHero of Bladeholdといった少ない例外を除けば(今ではLingering Soulsも加わってるけど)、単体で強いカードが入っていないこのデッキで、弱いカードの物量で押すにしろ、早く強いカードを引くにしろ、ドローの回数を倍にしてくれるカードは非常に役立つ。


でも今の環境だと、デッドガイがドローする全てのカードが、Snapcaster Mageに対処されてしまう。Snapcaster Mageというカードが刷られたのに、デッドガイを使おうという気にはなれない。
そして、Punishing Fire入りのNayaデッキが頭角を現し始めたのも、Snapcaster Mageが環境に加わったのとほぼ同じ頃だった。
Snapcaster MageとJace、そしてPunishing FireとGrove of the Burnwillowsのせいで、ゲーム後半になると土地以外のパーマネントが無いのはお互いなのに、手札が空なのはこちらだけ、という状況が生じることになってしまった。


「大人しくジェイスを使おう」
デッドガイの境遇を、この1文で完璧に表現している。



ボブが3枚で良いなんて、平和な環境だよね。Punishing Fireに殺され、SCM-Jaceに殺され、コンボにも殺されるのに。

あと、ボブを3枚並べようとは思わない。3枚目を出すより2マナで他のスペルをキャストする。
毎ターン4枚のドローはデッドガイじゃ消費しきれない。さらに、相手に「ボブ、マイフレンド!お友達!!」って煽らせないためには、めくるたびに独楽を起動する必要があって、独楽にマナを使ってたら余計に手札を消費できなくなる。
何より、今までマジックをしてきた中で、勝つために相手の4倍のドローが必要だったことって一度も無い。
追加でドローするカードがほぼ全て弱い。
Young Pyromancer: The Cycle Is Complete
Drew Levin
8/06/13
http://www.starcitygames.com/article/26639_Young-Pyromancer-The-Cycle-Is-Complete.html

「2マナクリーチャーのサイクルに赤いカードが加わるのを、僕らは長い間待っていたんだ。でも、Young Pyromancerがやっと終わらせてくれた」

「僕がニュージャージーのレガシーオープンで使って、17位になったリストがこれだ」

「前日の夜に、Gerryと僕が10分で作ったデッキさ。実際にこのデッキを使ってゲームをするのは、レガシーオープンの1ラウンド目の1ゲーム目が初めてだったんだ」

「ああ、エレメンタルトークンはDeathrite Shaman、Stoneforge Mystic、Thalia、Shardless Agentといったカードたちを乗り越えることができない」

「Nimble Mongoose、Tarmogoyf、Scavenging Ooze、Batterskullなどのカードは問題だ」

「Sam Blackは、僕よりももっと深く理解していたんだ。
僕『ボブを・・・?』
Sam『ああ、ボブをだ』
僕『君は間違っているよ』
Sam『いや、君の方こそ理解できていないようだな。Young Pyromancerこそが2マナでベストのカードなのさ』
その時は笑い飛ばした。でも、結局は彼が正しかった」

「バカな!こっちのクリーチャーは全て人間なんだぞ!」


this deck will be a top-tier Legacy deck.
決定しました。
Gerry Thompson
Play What You Know: #SCGINVI *4th*
http://www.starcitygames.com/article/26614_Play-What-You-Know-SCGINVI-4th.html
「どうしてこのデッキを使うのか。それは、このデッキがこのフォーマットで最も優れたデッキだからだ」


Todd Anderson
Gerry Is (Almost) Always Right
http://www.starcitygames.com/article/26606_Gerry-Is-Almost-Always-Right.html
「DeathbladeとShardless BUGはどちらが優れているのか?私はInvitationalでDeathbladeを使った。しかし、Gerryが正しかった」
Todd Andersonが解説する、BUGがDeathbladeより優れている理由。
Shardless BUGとDeathbladeって、不利な形勢から逆転するのが最も簡単と言っても良い類のデッキですよね。
カードを1枚ずつ使って行けば捲れる。
少なくとも、Tombstalkerにお願いするよりは簡単。
ひとまず完成。一部、デッキの全体的な戦略にフィットしていないカードがあるけど、強い場面が多いし苦手なデッキ相手に強いので、実戦で使ってみてから判断する。
http://misyaguji.diarynote.jp/201307191300064278/

事前に参加希望を表明するプレイヤー数が少なければ、収容人数が少ない会場で開催されることが予想され、その場合に当日の参加希望者が上限を上回れば、もちろん参加できないプレイヤーが出ることになります。

参加する予定の方が事前に表明しておくことで、不幸なプレイヤーが出る可能性を低くすることができます。

参加予定の方はご協力ください。

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